見逃せない!最新「価値共創マーケティング」の未来。
みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。
《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》
1月もはや2週目。皆さまも通常業務に慣れて来られた感じでしょうか。
お正月休みといいつつ、実は2日から仕事になっていたので、感覚が麻痺しています。
昨日は、地元のえべっさんに行って来ました。今年1年の商売繁盛を、初詣とは別にお願いしておきました。
今回は、「価値共創マーケティング」として、私たちもいつも関心と共感を持って拝見している、神戸の「フェリシモ」さんを
再度取り上げてご紹介します。
「Six pick up ! ココロが動いた優れものMemo。」は、バレンタインのイベント先取りで、ほっこりと気持ちが温まる事例を2例と、新年から新しい価値観を提案している楽しいCMをご紹介します。
Webブランディングに繋がる「価値共創マーケティング」の考えかた。
過去に、何回かこのブログでもご紹介していますが、まずは、「価値共創」とは、何??ってところからご説明します。
私たちが、コンテンツ重視の中のひとつの役割を担ってきて、最近とても大切であると考えているのが、「価値共創マーケティング」です。
コチラは、企業と生活者が、「共働」であること、「共に創る」要素を持っています。
Webサイト上(ホームページ上)で展開する、「コンテンツマーケーティング」と「価値共創マーケティング」も合わせて行うことによって、
Webブランディングに繋がると考えています。
現在、いろんな商品や事業、サービスが溢れかえっていますが、どれも似たり寄ったりで、際立った特徴がないために、「機能的価値」を伝えるだけでは、他社との差別化がとても難しくなってきています。
商品自体の交換価値(グッズ・ドミナント・ロジック=G-Dロジック)だけでは、購買につながりにくくなってきているのが、現状です。
もちろん生活者は、「機能的価値」である商品やサービスの性能は重要視して選択はするのですが、他社の商品やサービスとの差異が、パッと見ただけではわかりずらく、どれを買ってもあまり大差がないであろうという認識になってしまいます。
例えば、交換価値である価格だけで勝負した場合、企業サイドにたってみると、一時は爆発的に商品やサービスは売れるかもしれませんが、低価格競争に陥いることにもなります。
経営戦略上として、長期間の企業利益を考えた上では、思ったほど利益があがらず、経営面で望ましくない状況を生むこともあるでしょう。価格競争以外のところで他社と差別化することが、経営戦略上においても必要となってきているのです。
「モノ」つまり商品やサービスそのものだけでなく、「コト」にフォーカスすることで、他との差別化がしやすくなります。
「コトづくり」は、サービス全体の使用価値・経験価値・体験価値(サービス・ドミナント・ロジック=S-Dロジック)と呼ばれています。
マーケティングの分野での新しい価値観の創造です。それが「価値共創マーケティング」「価値共創型マーケティング」と呼ばれています。
サービスを通して、企業が生活者(ユーザー顧客)と新しい関係性、継続的な関係の中に価値を見出すことが大切になってきます。
その際に、価値を決めるのは、生活者(顧客)側である視点を意識して、企業は、行動をする必要があります。
企業が生活者と相互作用をおこなうことで、生活者がサービスを利用して行動する、消費や購買するなどは、生活者が決める価値の
実現を通して企業の交換価値の実現を目指すことになります。
生活者の「情緒的価値」をもって差別化するために、「共に創ること」を目指していくことが、「価値共創マーケティング」であり、
これから未来に向けて、企業が実現していくこととして大切な要素となってきています。
★ WebブランディングとしてもWebマーケティングとしても「共創」のキーワードは、大切です。
双方向性を叶えた「フェリシモ」さんの新コンテンツ。
「フェリシモ」さんが、企業サイドと生活者(ユーザー顧客)が、一緒になって運用や展開されている新コンテンツを、
昨年秋からはじめられていました。
「はい!フェリシモ」
はい!フェリシモって?
手を挙げてつながるフェリシモ。
フェリシモには自慢があります。
それは、毎月1回お買い物を通して、みなさまからいただくたくさんのお声です。
ご要望だけにとどまらず、商品を通して生まれた素敵なエピソードや、近況のご報告、時には叱咤激励のお声も。
そのひとつひとつががいへん励みになっています。
でもやりとりはどうしても一方通行。
対面販売のお店のように、一言でもこちらからお声掛けできたら・・・。
「はい!フェリシモ」はそんな思いからはじまりました。
カタログや商品を通じてしかお伝えできていないフェリシモのことを中で働くスタッフの視点からお伝えしていきます。
新入社員からベテラン社員、企画部門からお客様窓口部門まで、さまざまなスタッフがラジオのDJのように交代で担当し、ソーシャルメディアを通じてお買いもののコト、毎日の暮らしのコト、最近はまっているコトなどなど、さまざまな話題をお届けします。
気になるお題があればお気軽に「はい!」と手をあげていただければ。
TwitterやInstagramをお持ちの方はぜひフォローよろしくお願いします。
(Webサイトより転載)
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「フェリシモ」さんのメッセージを読んでいただくとわかりますが、双方向性を叶えたコンテンツです。
具体的に上記のページ画像を見ていただくとわかりやすいです。
生活者の皆さんも、ハッシュタグをつけることで、Twitter、Instagramで気軽に参加投稿することが出来ます。
もちろん参加したかたも、ハッシュタグを辿れば、同じ投稿をした人たちを見つけることが出来ますし、交流も可能です。
ソーシャルメディア(例えばFacebookページ)のみであれば、気軽に始めることが出来るので、双方向性を展開されているところは
多数ありますが、ソーシャルメディアと掛け合わせて、Webサイト上にひと手間かけて、キチンと展開されているのが、素晴らしいですよね。
どうしてソーシャルメディアの運営だともったいないかと言うと、リアルタイム性は得意ですが、カテゴリー分けが機能してなく、
情報のストックとして不十分であり、情報がそれぞれ散漫になってしまうからです。
さかのぼって、ある情報を探したい時にも、ユーザー目線で探すことになると大変不便です。
また、ソーシャルメディアの弱点は、運営企業の方針に非常に左右されます。
Facebookページに関しても、既にリーチ率が下がりつつあり、Facebookサイドにより、リアルタイムに流れる情報量を操作されています。
ソーシャルメディアをメインメディアとしてた場合、今人気があったとしても、いつ方針転換されて、ひとつメディアを失うことにも
なりかねません。
コンテンツの役割や長期運営を見据えた場合は、きちんと自社のWebサイト上で展開されることが望ましいかと思います。
(ちなみに余談ですが、ブログについても考えかたは、同じです。自社Webサイト内で、運営していない場合はリスクがありますよ。)
さらに「はい!フェリシモ」のコンテンツの凄いところは、さまざまなスタッフが関わられているところで、
大変興味深く感動します。
大手企業になるほど、運営スタッフは一部の部署の人たちに限られますし、その方が統制がとりやすいので、安全策をとりがちです。
「フェリシモ」さんの社員さんのインナーブランディングがうまく機能しているからこそ、違った部署間、世代間を超えた運営が
出来るのだと思われます。
一般の参加者数を見ると、今のところまだあまり認知されていないのかもしれませんが、これから先の「共創コンテンツ」として、
大変参考になる事例かと思います。これから未来に向けて、おおいに発展を期待したいです。
★ 生活者の皆さんが参加出来る「共創コンテンツ」を手がけましょう。
「ともにしあわせになるしあわせ」にギュッと詰まっている「共創」の活動。
「ともにしあわせになるしあわせ」から新しく増えていたコンテンツをご紹介します。
コンテンツの名称から思いっきり「共創」を連想することが出来ますし、「フェリシモ」さんの理念でもあります。
コチラの企画は、「フェリシモ」さんで購入された商品を、生活者の皆さんがご自宅での使いかたなどを撮影されたものです。
写真投稿などはいろんな企業も運営されているかと思うのですが、「フェリシモ」さんの「スマイリーフェスタ」では、
それがさらにパワーアップして、お客さまが商品企画やカタログ制作などに楽しく参加出来て、貢献していると言えます。
こんなことにも参加できます!
(中略)
商品企画に参加したい方には、一からみんなで商品を作り上げる「みんなで作ろうみんなが欲しい商品」プロジェクトでアンケート、
座談会、モニターに参加する機会をご用意しています。もっと本格的に企画したい!という方は、ご自身で企画したアイデアを応募する「生活雑貨大賞」への参加も!
(Webサイトより一部転載)
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リアルな「共創」から商品やコミュニティが生まれるプロジェクトです。
趣味やちょっとしたアイディアから本当に商品開発に繋がったりすることや、同じ想いをもったかたが集まることで、
さまざまなコミュニケーションが叶うことになるでしょう。
生活者もワクワクと愉しんでもらいつつ、商品や企業に愛着を持っていただくきっかけづくりとなります。
BtoCであってももちろん全ての事業やサービスが「共創」を取り入れることは叶いませんが、ご自身の事業で、生活者のかたとともに
創るアプローチが出来るかを検証をしてみること、新鮮な視点で見つめることは、とても良いきっかけとなるでしょう。
★ 共に創ることを意識することで、新しい発見があります。
Six pick up ! ココロが動いた優れものMemo。【Vol.1】
不定期更新で、その都度、「素敵だな。」と思ったり、感動したり、ココロが動いた、広告関係からゲットした
最新情報をお届けします。
とっても寒い日に、本当にほっこりと素敵な映像です。
以前もブログでご紹介したことのある「maxim stick」さんのオリジナル動画です。
とっても可愛いですよ!!
世界初!1000杯のラテで作られた、ラテアート・アニメーション(ラテモーション)!
The world’s first latte art animation(latte motion) created with 1,000 cups of latte!!
1杯1杯丁寧に手作りされたラテアートで繋いだ濃厚でクリーミーな物語をお楽しみください。
Please enjoy the rich, creamy story connected by carefully handcrafted latte art one by one.
(YouTubeの解説より転載)
【Latte Motion~1000杯のラテで作られたアニメーション~】
素敵だと思いませんか。最後にメイキングがあるのもいいですよね。
Six pick up ! ココロが動いた優れものMemo。【Vol.2】
2月と言えば、そろそろまた考えなくてはいけないバレンタインデー。
高級チョコレートやさんは、たくさんあって、名前が覚えられないくらいですが、やはりすぐにブランドが思い浮かぶのは、
「ゴディバ」さんでしょう。
偶然Webサイトを覗いてみると、とても素敵なプロモーションを仕掛けられていたので、ご紹介します。
「GODIVA Surprise Messenger キャンペーンページ」
ゴディバではバレンタインデー&ホワイトデーに「自分からサプライズをしかけよう」をテーマとした
「GODIVA Surprise Messenger」を2015年1月7日より開催。
家族に、友だちに、同僚に、そして、恋人に。さあ、あなたもゴディバと一緒にサプライズをしかけませんか。
(YouTubeの解説より転載)
【GODIVA | 2015 Surprise Messenger】
興味あるかたは、応募してみると良いかもしれませんね。
Six pick up ! ココロが動いた優れものMemo。【Vol.3】
新年になってから、CMも新しい動きがあるなぁと思ったひとつであり、新しい価値観を提案していると感じたのをご紹介します。
かなりコピーも斬新で、ちょっと駄洒落のようにひっかけつつも、面白く、なるほどと思わせます。
「桃太郎」篇、「浦島太郎」篇、「金太郎」篇と3作あります。
その中でも、1番最初に見て、思わず釘付けになったのをご紹介します。
【TVCM │au「あたらしい英雄・金太郎」篇】
新しい価値観を創造すること、今年の目標でもあり、元気を貰えるCMです。
次回もお楽しみに♬