すべての女性の「美しさの本能」を呼び覚まし、共感を呼ぶこと。

2014/12/20   カテゴリー:ブランディング

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ制作)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

1年に1回の忘年会を兼ねた報告会をしました。
美味しいモノをたーんと食べて、熱い報告会です!
当時は、まだどんな感じに繋がるか見えてなかったものが、確実に成果となって表れていて、嬉しいです。
おそらく、これからどの分野に置き換えてもキーワード、鍵となるでしょう。 また、お知らせしたいと思います。
それにしても1年て本当に早いですね。

あまりにも極寒が続き、外出時は、耳も痛くなります。
美容、肌にとっても、この寒さ、こたえますね。
今回は、化粧品メーカーさんのWebブランディング事例をご紹介します。
さまざまな角度から、オリジナルの特徴が際立っていて、コンテンツ企画としても参考になります。

女性の本来の美を呼び覚ますチャーミングなコンテンツ。

2014年の紙媒体、ポスターの中吊り広告としても話題となっていた、『POLA』さんのブランドの特設Webサイト(ホームページ)です。
すべての女性の美を、表面的に捉えるのではなく、内面、気持ち、感情から違ってくるのではないか?と企画されたWebサイトです。

Call Her Name|RED B.A(ビー・エー)|エイジングケア|POLA

【 Call Her Name | RED B.A/株式会社ポーラ】

call

動画で、企画内容と結果をドキュメンタリーとして編集してあります。

「すべての女性には、美しさという本能がある。」というブランドフィロソフィーをもと­に新たに誕生するRED B.Aから、
すべての女性におくるソーシャルアクティビティ。
今回私たちが挑戦したのは、現代社会でさまざまな役割を担って生きるすべての女性たち­に宿る、「美しさという本能」を呼び覚ますこと。

注目したのは、誰もが持っている“名前(ファーストネーム)”。
日本の女性は、結婚をして母親になると、名前ではなく、「お母さん」や「ママ」などの­呼称で呼ばれるようになる人が77%に上ります。
※ポーラ社調べ

そこで私たちは、普段ファーストネームで呼ばれていない母親を、再びその名前で呼ぶこ­とで、彼女たちに眠る「美しさという本能」を呼び覚ますことができるのではないか、と­いう仮説を持ちました。
“Call Her Name”
それはRED B.Aがおくる、すべての女性たちに宿る「美しさという本能」を呼び覚ますサイエンス­実験です。

(YouTubeより転載)

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企画意図を読むと、「なるほど!!あるある。確かにそうかもしれない。」とまず興味と期待を持ちます。
興味を持つかたは、きっと思い当たるふしがあることでしょう。

化粧品は、もし製品の機能的価値である性能や効能を謳っているばかりでは、他社とあまりコンテンツの差別化が出来ません。
そんな時には、情緒的価値、体験価値である、感情を揺さぶるような、共感していただけることに注力するのもひとつの方法です。
「ファーストネームで呼ぶ効果をはかる」内容が、とてもチャーミングですよね。

デザインは、ロングページで全体的に濃いピンクのグラデーションで構成されているのに、けばけばしくなく、商品パッケージデザインとトーン&マナーが揃った鮮やかで上品なデザインとなっています。

検証結果は、キチンとWebサイト上(ホームページ上)でもアップされています。
また、結果データをダウンロードして、紙ベースでも確認が出来ます。

ナント!!

kekka

名前の呼びかけで、女性の心身に変化
“美のホルモン” オキシトシンが増加

だそうです。
結果は、サイエンスとして、図解やキチンとした美のホルモン“オキシトシン”の濃度を発表してありますので、真実味があります。

こちらの企画は、少し違った角度から“美”を見つめて、仮説をたて、実行してみて、結果を検証する手法です。
一見、商品と関係ないように思いますが、そうではなく根本的に“美”を追求しています。
この企画を通して、ご覧いただいたかたは、共感し、ブランドにも親和性を感じることでしょう。

Webブランディングは、オリジナルコンテンツを企画、制作する際も、顧客視点と商品の特性を深く掘り下げ、仮説とPDCAを重ね、より充実したコンテンツに育てることになります。
そして、そのコンテンツが認知されることと、定着した後は、生活者がより一層広めてくれるなど、ブランドや企業に愛着を持っていただけるように成長させていきましょう。

★ 生活者に共感を持ってもらえるオリジナル溢れる魅力的なコンテンツを展開しましょう。

キャラクターを案内役にして、商品やお店の特徴を伝えるオリジナルコンテンツ。

もうひとつ『 POLA 』さんの『 APEX 』ファンサイトです。

APEX FUN SITE|キレイの、おはなし。

APEX-FUN-SITE

おはなしは、好きですか?

人は、おはなしを通して大切なことを学びます。
それは、未来を輝かせるために必要なこと。

驚いたり、喜んだり、ストーリーの中に発見を繰り返すことで、
新しい自分が、内側から次々と生まれます。

ほら、また。

新しいことに気付く度、前の自分よりも、
ちょっとずつキレイになる感覚。
それは、うさぎのように耳をきちんと伸ばして、
おはなしを聞いたご褒美、なのかも。

(Webサイトより転載)

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コチラは、ラビットが案内役となって、ストーリー仕立てで、肌のことや、スキンケアのことを学ぶサイトになっています。
ゲーム感覚で、各項目をチェック出来るので、愉しみながら、再認識と理解することが出来ます。

しっておきたいスキンケアチェックの5つの秘密

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コチラでは、ラビットと一緒に『 POLA 』さんの店頭での体験出来ること、過去の肌データ分析など、『 APEX 』の特徴が、
図とコピーで簡単に理解出来ます。
自分の操作で、ラビットが動き、扉が開いたり、イラストが動くことも愉しい。

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ひとが案内役ではなく、キャラクターであるラビットを設定していることで、親しみやすさと変な先入観がなくなります。
また、全体的には、大変シンプルなデザインですが、わかりやすいです。

ララララビット|APEX FUN SITE|きれいの、おはなし。

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コチラもラビットと一緒にA/Bテストをしながら、ご自身の化粧品選びの心の中の基準を見つめるコンテンツです。
かなりの滞在時間を要するコンテンツですが、ゲーム感覚で愉しめます。

A/Bテストを活用すると、思考整理にも役立ちますので、Webサイト(ホームページ)訪問者に理解を深めてもらえるきっかけとなります。
コンテンツのひとつとして、検討してみましょう。

★ 親しみやすいキャラクターを活用し、生活者にわかりやすいコンテンツ展開に取組むこと。

訪問者にわかりやすい『 Q&A 』ページを展開すること。

『 APEX 』ブランドをより知ってもらうための『 Q&A 』サイトもとてもわかりやすくデザインされています。
ロングページで、質問にマウスを合わせると、オセロのようにひっくり返る仕組みです。
トータルデザインをじっくり拝見すると、1番下にラビットがいて、実はラビットが思い浮かべたクエスチョンとなっています。
ちなみに、タイトルフォントも細い文字になっていて、流行を取り入れていますね。

Q&A|APEX FUN SITE|キレイの、おはなし。

Q&A

Webサイト(ホームページ)の役割として、ひとつは、訪問者の問題と解決することがあります。
商品やブランド、サービスについて、よりわかりやすく簡単に問題解決をしていただくために『 Q&A 』のコンテンツは、
とても大切なひとつです。

★ Webサイトは、訪問者の問題解決のために機能することを考慮すること。

話題となるオリジナルランキングを活用するコンテンツ。

実際行ったマーケティングから導き出して、スキンケアの提案型として機能しているコンテンツが、
『美肌県グランプリ2014』です。

ポーラ|アペックス ニッポン美肌県グランプリ2014

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3連覇の島根県凄いですね!!
ちなみに私たちのいる兵庫県は、昨年より順位を若干下げて、14位でした。

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シェアしてみたくなる結果です。
皆さんも、ぜひチェックしてみてください。

湿度が高い地域は、自然に保湿力が高まるので、肌に良さそうな気がしますが。
自分の住んでいる地域から、自身の肌の特性を図解で簡単に理解できます。
どの分を補強すれば、スキンケアにいいのかをすぐに判断出来ることになります。

生活者の興味を惹くランキングは、わかりやすく話題にも繋がります。

★ マーケティング、データを活用し、具体的に提案出来るコンテンツは有効です。
★ ランキング形式は、興味を喚起して、話題にのぼりやすくなります。

Six pick up ! ココロが動いた優れものMemo。

不定期更新で、その都度、「素敵だな。」と思ったり、感動したり、ココロが動いた、広告関係からゲットした
最新情報をお届けします。

『電通』さんが、国内外で活躍する電通のアートディレクターさん10名が描いたグリーティングカードのWebサイトを
公開されました。
年賀状、ではなく、ホリデーシーズンのグリーティングカードとのことです。

Dentsu Art Greeting Cards

Dentsu-Art-Greeting-Cards

ダウンロードして使っていいのか??
まさかの使用方法の記載がなく、謎なのですが(笑)

『ミスタードーナツ』のポン・デ・ライオンの生みの親であるアートディレクターさんが、
Facebookで「僕のはご自由にお使いください。」と投稿されていたので、コチラの分だけアップでご紹介。

Dentsu-Art-Greeting-Cards8

次回もお楽しみに♬

『 Six 』より “ Merry Christmas 2014 “

皆さま。
Happy Christmasをお過ごしください。

christmas2014

とっておきのクリスマスになりますように♬

神戸のWebブランディング事務所『 Six 』より。

あなたのビジネスに最適なWebブランディング・Webデザインをお手伝い致します。まずは、現状の課題をお気軽にご相談ください。