企業ブランドのDNAは、ストーリーへと繋がる。

2013/07/13   カテゴリー:ブランディング

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

カンヌライオンズ(カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル)が、終了しまして、現地に赴かれたかたの
レポートを拝見していると、いろんなことが見えて来たりします。
私たちはレポートを読むことで、いろんな広告の潮流や、今企業が生活者からどのようなことが支持されているか、世界の中で
どのようなことが次に繋がり、展開されていくのか?なども想像しながら、拝読しています。

そんな中のひとつのキーワードを取り上げてみます。
今回、私たちが注目したのは、次の点「 グローバル企業のストーリー戦略 」です。

グローバルな企業の取り組みやいまの課題が語られるセッションもあります。
今年は(カンヌライオンズ)60周年ということもあってか、ブランドの歴史(原点)を振り返ることで、
「現在にも生き続けるブランドのDNAとは何か?」に迫ろうとするセミナーが目立ちました。
明確な “ コア ”(フィロソフィー)があってこそ、語るべきストーリー(表現)が生まれるということがわかります。
Cannes Lions 2013 セミナーPOINT&名言集②—企業とプラットフォーマーが見る世界より抽出転載)

こちらでは、「(ブランディングの上で)本質的なこと」(Coca-Cola)
コカ・コーラ社の取り組みについて紹介されていますので、是非参考に読んでみてください。

さて、私たちが今回紹介する企業は、日本の企業です。「 HONDA 」(本田技研工業株式会社)です。
数日前より、こちらの映像が非常に話題となっていました。
『 Honda  ” Hands ” 』

HONDAの歴史が手のひらサイズに展開されています。これまでの製品を振り返る楽しさ、また未来へはどのようなものに繋がっていくのだろう?
そして手のひらで展開されていることによって、HONDA(日本)の技術者が、コツコツと開発し、作りあげ、世の中に送り出し、
私たちの生活に貢献してくれたり、また世界へと羽ばたいてくれた希望と誇りを感じられる映像です。

もうひとつ去年のHONDAの広告展開を紹介します。

『 負けるもんか(プロダクト)篇 』

頑張っていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢は叶う。
そんなのは幻想だ。

たいてい、努力は報われない。
たいてい、正義は勝てやしない。
たいてい、夢は叶わない。

そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。

けれど、それがどうした?
スタートはそこからだ。

新しいことをやれば、必ずしくじる。
腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。

さぁ、昨日までの自分を超えろ。
昨日までのHondaを超えろ。

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こちらも歴代の名車たちが、ずらりと並び、そして今のHONDAの気持ち!?を表現されています。
企業メッセージとして、私たちが受け取る印象はどうでしょうか??応援したくなりませんか。

また、企業メッセージの意味合いだけでなく、私たち自身に置き換えてみても、非常に心に響く、琴線に触れるような映像とコピーであると思います。今回は、グローバル企業の紹介ですが、実際皆さまの会社にとっても、振り返っていただくと歴史があるのです。

長年続いて来た、様々な商品を独自に開発し世に送り出してきた、過去から現在まで振り返ってみて、さらに未来へ向かっている方向性など、それぞれの企業がそれぞれのオリジナル溢れる魅力的なストーリーをお持ちなはずです。

私たちは、これらは、「ストーリーブランディング」として提案させていただいています。
これを機会に、一度皆さまそれぞれのストーリー、振り返ってみてくださいね。

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