価値共創マーケティング!は、Webブランディングに繋がる。

2014/09/06   カテゴリー:マーケティング

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

9月になりました。だいぶ朝夕涼しくなってきて、秋の気配を感じますね。
そろそろ秋の味覚を堪能したいですね。ここのところ、1ヶ月に1回のお酒飲みながらのミーティングが叶っていないないので、
次回は秋の味覚を堪能出来るお店セレクトしたいと思います。
また9月と言えば、そろそろ手帳を選ぶ時期にもなりました。1年早いですね。

9月9日は、Appleの新製品の発表があります。日本時間では、9月10日の深夜2時からになります。
iPhone6やiWatchも発表されるかも!? 楽しみですね。
ちなみに招待状には、いつも発表の内容がさりげなく込められてるとかで、「 6 」について解説してある記事を読むたびに、
つい反応してしまいます。

Apple

iPhone6

今回は、Webサイト上(ホームページ上)で展開する「価値共創マーケティング」について、ご紹介します。

「モノ」より「コト」にフォーカスされる「体験価値」が大切な時代。

Webサイト(ホームページ)で取り組むマーケティングで、最近「コンテンツマーケティング」が大切だという記事が増えて来ています。
もちろんコチラは、コンテンツ重視という上で、価値あるコンテンツの制作と発信、生活者との関わりにおいても大切な要素です。

もうひとつ、私たちが大切であると考えているのが、「価値共創マーケティング」です。
コチラは、企業と生活者が、「共働」であること、「共に創る」要素を持っています。

Webサイト上(ホームページ上)で展開する「価値共創マーケティング」も合わせて大切であると考えています。
Webサイト上(ホームページ上)で、「コンテンツマーケーティング」も「価値共創マーケティング」も行うことによって、Webブランディングに繋がるとも言えます。

共創blog

現在、いろんな商品や事業、サービスが溢れかえっていますが、どれも似たり寄ったりで、際立った特徴が顕著でないために、
差別化が難しくなってきています。

商品自体の交換価値(グッズ・ドミナント・ロジック=G-Dロジック)だけでは、購買につながりにくくなってきています。
また他社との、差異が感じられないことで、生活者(ユーザー顧客)は、どれを買っても同じという認識になってしまいます。
価格競争以外のところで他社と差別化することが、経営戦略上でも必要となってきます。

最近は、「モノ」より「コト」にフォーカスすることに注目されてきています。

「コトづくり」に注目したのが、サービス全体の使用価値・経験価値・体験価値(サービス・ドミナント・ロジック=S-Dロジック)
になります。

マーケティングの分野での新しい価値観の創造です。
サービスを通じて、企業が生活者(ユーザー顧客)と新しい関係性、継続的な関係の中に価値を見出すことです。

価値を決めるのは、生活者(顧客)側である視点を意識して、企業は、行動をする必要があります。
企業が生活者と相互作用をおこなうことで、生活者がサービスを利用して行動する、消費や購買するなどは、生活者が決める価値の
実現を通して企業の交換価値の実現を目指すことになります。

WebブランディングとしてもWebマーケティングとしても「共創」のキーワードは、外せなくなってきています。

★ Webマーケティング・Webブランディングとして「価値共創マーケティング」は、大切な要素です。

“みんなの世界のKitchenから”の共創コンテンツ、コミュニティに学ぼう。

キリンさんの「世界のキッチンから」のWebサイトから、共創コンテンツをご紹介します。

みんなの世界のkitchenから|キリン

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“みんなの世界のKitchenから”は、取材した各国の文化や旅情報、
各商品の美味しい楽しみ方やここだけで語る裏話などを隔週で発信。
「世界のKitchenから」ブランドならではのプレゼントが当たる応募キャンペーンやアンケート募集も開催します。
“みんなの世界のKitchenから”は、「世界のKitchenから」をみんなで楽しんでいけるコミュニティです。

(Webサイトより転載)

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上記のWebサイト上で展開するコミュニティは、双方向性が可能となり、共創コンテンツとなっています。

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「アンケートでの投稿内容によって、プレゼント、コラム、レシピの内容を決めていきます」
とあるように、まさしくこのコンテンツは、生活者が一役かっている、生活者の声が反映されているコンテンツです。

Webサイト上(ホームページ上)では、多くの意見を取り入れることが出来ます。
反響が欲しいお問い合わせフォームなどの項目は、登録してもらいやすいように内容を精査する必要がありますが、
会員登録など、じっくりと腰を据えて登録してもらえるようなコンテンツを展開する場合は、マーケティングを考えると、
ある程度詳しいプロフィールは必須となります。
コンテンツの分析として、商品開発やペルソナ設定に役立つような必須な項目を見極めましょう。

またWebサイト上(ホームページ上)で展開するだけでなく、SNSを使っても、簡易な「共創」のコミュニティを展開することは可能です。
例えば、Facebookページでも生活者に投稿の権限を与えると、簡単に双方向性が可能です。
ただし、Facebookページの弱点として、時系列に流れてしまうこと、情報のストックとして整理がカテゴリーごとに出来ないこと、
ユーザーも検索して見つけにくいこと、Webサイト本体の傘下にないので、本体Webサイト(ホームページ)の検索エンジンに有効でないことなどがあります。
将来的に生活者の声をどう活かしたいか、ご自身の事業と将来性を見越して展開してください。

★ 企業と生活者が共に創る「価値共創コンテンツ」は、多くのファンとつながりを作ります。
★ Webサイトの将来性を見据えて、共創コンテンツの運営と展開をしましょう。

商品の「モノ」を伝える際の、ストーリーの見せ方としてのこだわり。

ここからは、モノづくりのコンテンツの創りかたも拝見していきましょう。

世界のkitchenから

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パソコンサイトでは、パララックスデザインとなっています。
縦に長いので、ぜひWebサイトに飛んでみてください。

* パララックス(parallax)を直訳すると視差です。
視差効果とは、視界が移動する際に各物体がそれぞれ異なったスピードでスクロールすることにより、奥行き感を演出する効果を
意味します。

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各コンテンツひとつひとつが、繋がっていて、デザイン上もストーリー仕立てとなっています。
Webブランディングの伝えかたのひとつに、「ストーリーブランディング」があります。
商品開発から、商品にいたるまでを深く掘り下げて伝えることで、生活者に深く印象づけることが出来ます。

『世界のkitchenから』のドリンクは、世界各国のキッチンを訪れて、その国のお母さんに学んだ特色ある食べものやレシピが、
いろんなテイストの飲料になっています。

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各国の訪問している様子やレシピを学んでいる様子も、ひとつずつ丁寧にレポートして、またWebサイト上でデザインして伝えてあります。
最新の商品開発に至った「モロッコ編」も取材レポートとして、ひとつの商品のストーリー(物語)のように伝えてあるのです。

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図解も含めて、その国らしさが表現してあり、こだわって創り上げた商品ということが理解出来ます。

また、全体を通して、余白を存分にとってあり、切り抜きの写真や素材が配置してあったりと、細部のあしらいで、
みずみずしさや新鮮な感じ、透明感のある爽やかな飲料としての印象を受けるデザインともなっています。

タイトル見出しなども、文字だけでデザイン表現してあったりするのも、これまでの決まりきったWebサイトの見せかたとは異なり、
雑誌のような感覚で捉えることも出来ます。

読みものとして、取材レポートを読み進めると、自然と商品のことが理解出来る、理解を深めることが出来るのも、
コチラのコンテンツの魅力のひとつです。

★ Webサイト上(ホームページ上)でストーリーを伝えるデザインは、生活者に商品の魅力をわかりやすく伝える。

Webサイト(ホームページ)につながるあらゆる導線の設計とデザインの統一。

Webサイト上で展開する、広告やCM、動画などもひとつのコンテンツです。

これまでの広告|世界のkitchenから

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Webブランディングでは、Webサイトに繋がる導線も全てブランディングされていることが、大切です。
紙媒体、販促物もトーン&マナーが整っていなければいけません。

『世界のkitchenから』の広告は、白地の背景に入れてある切り抜きの写真、文字、コピーなどもトータルして、印象が統一されています。

koukoku

例えば、電車内の中吊り広告や駅貼りポスター、雑誌広告からWebサイト(ホームページ)を訪問した時にも違和感ないことも意識しておきましょう。

★ 企業のブランディングは、あらゆる媒体のトーン&マナーが品質高く統一されていることです。

あなたのビジネスに最適なWebブランディング・Webデザインをお手伝い致します。まずは、現状の課題をお気軽にご相談ください。