カンヌライオンズでの日本の作品の活躍を参考にしてみよう。

2013/06/22   カテゴリー:コミュニケーション

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ制作)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

今回は、現在開催中でもうすぐ終わる
「Cannes Lions International Festival of Creativity
(カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル)」
について紹介してみます。

公式ページは、「Cannes Lions International Festival of Creativity」からどうぞ。

皆さんは、「カンヌ」と聞くと、5月に開催される

「カンヌ国際映画祭」が、印象にあることでしょう。

今年は、日本の是枝裕和監督、福山雅治さん主演『そして父になる』の映画が、長い時間のスタンディングオベーションで観客を魅了させたようですね。
そして、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門において、審査委員賞を受賞されました。秋公開予定なので、
楽しみにしてましょう。

映画祭終了後、6月下旬には、One Show、クリオ賞と並ぶ世界三大広告祭の「カンヌライオンズ」が開催されるのです。
なかなか馴染みがないかもしれませんが、広告界の熱いイベントです。
また、世界のクリエイティブが、一同に集結するだけでなく、実際は、日常生活で、接している日本の広告が、
世界の中でも評価されたり、話題となっているかもしれないのです。

全ての作品をご紹介することは、無理ですので、私たちが興味があった作品を紹介してみます。

◆ PR部門 ◆ グランプリ
メトロ「Dumbs Ways toDie」(オーストラリア/McCANN,Melbourne)

地下鉄の安全キャンペーンのCMです。
こちらは、「Direct部門」「ラジオ部門」のグランプリと、その他部門のゴールド獲っています。
公共広告として、世界において非常に高いビュー数なので、一度ご覧になると良いかと思います。
アニメーションで可愛い印象に思えますが、自殺の愚かさを説いています。

日本は、「メディア部門」「モバイル部門」「サイバー部門」「デザイン部門」で多数の受賞をしています。
サイバー部門では、特にモバイルアプリやWebサイトのキャンペーンでは、ユーザーとのコミュニケーションで
話題を作るということが非常に上手であるかなと思われます。

◆ メディア部門 ◆ GOLD
トヨタマーケティング 「AQUA SOCIAL FES」(電通)

こちらのの作品は、ユーザーとのコミュニケーションが、非常に継続的に行われるWebサイトとして、一瞬で見てもらったらわかっていただけるように思います。
Facebookページとも連動していますし、イベントの告知だけでなく、活動記録の報告などもあります。その中で、時々車AQUAの紹介が盛り込まれています。

デザイン部門では、こちらの作品が特にお気に入りになりました。

◆ デザイン部門 ◆ SILVER
ISSEY MIYAKE 「pleats please happy anniversary posters」(佐藤卓デザイン)

商品であるプリーツが特徴的な生地の印象と食品と掛け合わせたグラフィックデザインが、素敵で印象的です。

◆ デザイン部門 ◆ GOLD
カモ井加工紙 「MT EX SENDAI」( IYAMADESIGN)

カラフルなマスキングテープを使った空間演出が、とっても素敵です。

カモ井加工紙株式会社は、“ カモイのハイトリ紙 ” から発展した岡山の企業です。今は、マスキングテープで、いろんな「 mt masking tape 」イベントを仕掛けられて、日本各地で人気がありユーザーとのコミュニケーション活動をされています。

◆ デザイン部門 ◆ BRONZE
「宝塚牛乳」(ADESTY OSAKA)

こちらは、大阪のデザイン会社が受賞されています。
スタッフ4名とのこと。大手の会社の応募作品だけでなく、このように関西からも受賞していることは、
私たちにもとっても良い刺激と勇気を貰いました。

その他日本の作品も本当にたくさん受賞していますので、またサイト等でご覧くださいね。
カンヌライオンズの応募や受賞作品のWebサイトは、ほぼキャンペーンサイトが多いです。
受賞しているのは、話題を作れるか、ユーザーが参加出来るか、ユーザーの中で口コミのように拡がっていくか、
ユーザーとのコミュニケーションがいかに継続してはかれるかが、ポイントではないかなと拝見しています。

企業のWebサイト(ホームページ)では、カンヌライオンズのような作品は、キャンペーンやスペシャルコンテンツなどでしか反映出来ませんが、
Webサイト(ホームページ)の運営においてお客様とのコンタクトポイントはどこか?どのようにしたら、Webサイト(ホームページ)に興味を持っていただけるか?
お客様といかにリアルでも接することが可能であるか??そんなところに視点を置いてみると、非常に参考になると思います。

あなたのビジネスに最適なWebブランディング・Webデザインをお手伝い致します。まずは、現状の課題をお気軽にご相談ください。