「本質を見極める力。」

2013/06/15   カテゴリー:ブランディング

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

今回は、皆さんが良く知っていらっしゃる方と作品をご紹介します。

佐藤可士和氏。
TSUTAYAやセブン・イレブンのロゴやユニクロの企業ブランディング、SMAPのジャケットデザイン、幼稚園や大学まで幅広くプロデュースやデザインまで手がけられています。
代表的な分でも、皆さんが日常生活で接しているデザインもたくさんあることでしょう。
その中で、各書籍やテレビ番組のインタビューなどでも、佐藤氏が、現在に繋がる考えかたのターニングポイントであったとして出される仕事があります。

Hondaの「ステップワゴン」の仕事です。かなり昔のCMですが、まずは、こちらをご覧ください。

『1996 Honda StepWGN CM Japan(ホンダステップワゴン)』

こちらでは、車の良さが、“ 広さ ” “ 開放感 ”  であることから「 家族でどこかへ行くための車 」という着地点を見つけられ、
“ 休日に家族で出かける時のこどものワクワク感 ” を全面に表現されています。
当時、車のCM、また広告で伝える表現は、車の性能、かっこよさ、ビジュアルなどでした。
その中で、ステップワゴンのCM、及び広告は、車を乗った時に体感出来るであろう世界観を表現されて、当時としては非常に画期的でした。
デザイン的には、まるで子どもがお絵描きしたように見えるようにと、佐藤氏が左手でクレヨンで絵を描いたりといったこともされています。

ポイントは、対象物を研究することが大切であること、とことん見つめられた結果、生まれた新しい表現方法ということになります。
さらに、それが評価を得て、商品が売れ、多くのひとに認知されました。またそこから、表現方法の幅が拡がり、現在においては、
車業界では、このような表現が当たり前のようになっています。

対象の「本質」をとことん向き合うこと。
例えば、商品が化粧品だとしたら、「この化粧品は、どこがいいのか。」「この化粧品は、誰が使うのか。」
「そもそも化粧品とは、何なのか。」などです。
あらゆる情報やそれを取り巻く状況などを整理し、精査し、とことん対象の「本質」に迫っていきます。
最終的な着地点をイメージし、それをどう表現していくと伝わりやすくなるのか、ということをクリエーティブしていくのです。

私たちは、Webデザインの分野で、表現をしています。
その前には、もちろん上記のような対象の本質を見極めるということが必須となります。

それは、クライアントさんのヒヤリングが大変重要な部分を占めます。そこから様々な情報を整理していきます。
コンセプトをたて、強みを見つけ、お客様とのコミュニケーションのパイプラインは、どのようなことであるかを可視化していきます。
一番伝わりやすい表現方法、デザインに落とし込んでいくのです。

あなたのビジネスに最適なWebブランディング・Webデザインをお手伝い致します。まずは、現状の課題をお気軽にご相談ください。