女性による共創ミーティングから生まれた住まい。

2014/04/26   カテゴリー:コミュニケーション

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ制作)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

ゴールデンウィークが始まりましたね。
今年は、飛び石連休なので、長期連休でないかたもたくさんおられるかもしれませんね。
私たちは、ゴールデンウィーク関係ありません。。。(泣)
お休みのかた、ゆっくり休息もとりながら、目一杯、愉しんでくださいね。

今回は、住まいについてのマーケティング、コミュニケーション、ブランディング事例としてのWebサイトをご紹介します。

女性目線からの特化したWebサイト(ホームページ)の運営について。

ご紹介するのは、東京建物さんの特別サイトです。

働く女性たちが考える、働く女性のための 住まいづくりプロジェクト。

BrilliaーBloomoi(ブルーモワ)ー|東京建物株式会社

Brillia

人生も、家も、私らしく。

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一企業さんで、女性目線からの特化したWebサイト(ホームページ)を運営されているのは、珍しいかと思います。
他社が運営していないWebサイト(ホームページ)を展開すると、それだけで差別化が出来ています。
日本では、女性の働きかたの推進や、男女雇用機会均等法もあるし、「女性が輝く日本へ」など、女性の社会進出を促しているようなのですが、現実的には、女性から見ても、日本は世界に比べて、うむむと思える制度がいっぱい残っています。
実際は、女性の活躍は、まだまだ発展途上な感じがあります。それは、横においておきましょう(笑)

Our Vision 」には、Webサイトのコンセプトが表現されています。

Our-Vision

私たちの目指す世界

古い価値観の渦にのまれず、
現代の競争社会で、働くことを選んだ女性たち。
満足のいく結果や大きな喜びを得て、
華々しい姿を遂げながらも、不安が隣り合わせにある。
誰かが作ったモノサシとの比較、24時間じゃ足りない日々、
疲れている身体、幸せなのかという問い。

同じ時代に生きる私たちは、
凛々しく活躍する女性たちの時間を想う。
笑顔になる瞬間。自分を好きになる瞬間。
深い安らぎに包まれる瞬間。周囲を照らす瞬間。
優しさで満ち溢れる瞬間。家族や友人と喜びを分かちあう瞬間。

不を感じる時間より、幸せを感じる時間を少しでも増やしたい。
そして、働く女性たちが、しなやかに咲き誇る世界をつくりたい。
同じ社会に生きる私たちだからこそ、強くそう思う。

私たちは、暮らしづくりにおいて、
働く女性たちの咲き誇る幸せな生き方を
描き続けることを約束いたします。

人生も、
家も、
私らしく。

(Webサイトより転載)

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ビジョンからも女性による女性のための「幸せのカタチ」を応援していこう感じですね。

Webサイト全体(ホームページ全体)として、デザイン性は、あまり追求している感じはないかなと思われます。
ただし、企業のプロジェクトのコンセプトをキチンと伝えること、プロジェクトを実現していくこと、情報発信や、更新性に重きを
おいている印象は受けます。

トップページからは、コンテンツが色分けとアイコンで区別してありますので、一瞬でどの内容か判断出来ますね。
Webサイト(ホームページ)訪問者は、興味のあるコンテンツにすぐに選択して飛ぶことが可能です。
またサイドメニューからは、選択すると一瞬でカテゴリーごとに切り替わります。
企業のWebサイト(ホームページ)というよりは、半分ブログ感覚的にご覧いただけるプロジェクトサイトという感じです。
新しいコンテンツには、「NEW」がついてますので、さらにわかりやすいですね。

プロジェクトサイトは、生活者(訪問者)が、愉しみながら読み進めるなどの工夫も参考になるかと思います。

リアルな生活者の声を反映と展開しているプロジェクトを紹介すること。

続いては、さまざまなプロジェクトの活動内容や方針などをご紹介しているページになります。

プロジェクト・ノート

◆ 働く女性のインサイトを知る
◆ 働く女性の幸せな生き方を想う
◆ 働く女性が咲き誇る暮らしを作る
◆ 働く女性が提案するために動く

プロジェクト内も上記の4つのカテゴリー分けになっており、各ノートのページによって、どのカテゴリーに属するのかもわかるようになっています。

プロジェクトを拝見していても、その中のほとんどが、リアルな生活者の声を反映しているノートとなっています。

その中でも実際の生活者の住まいや暮らしのページをひとつピックアップしてみましょう。

住まいをご購入されたオーナーの声を聴く②

Note_015

実際、住まいにご入居されてからの声は、これからマンションをご購入を検討されるかたにとって、1番影響があり、非常に参考になります。
企業サイドとしては、住まわれているかたの声は、これから先のマンション物件の企画、建設、改善するためのとても大切な意見となります。

もうひとつ違ったところでご紹介すると、女性に特化しているWebサイト(ホームページ)とはいえ、社会は男性もいて成り立っています。
パートナーの意見を聴く」は、プロジェクトが独りよがりにならない客観的視点においても、協力を仰いだり、共に助け合うことに
おいても大切なノートかと思います。

Note_016

リアルの声を拾い上げるように、企業と生活者のコミュニケーションは、いつ何時でも大切にしなければいけないですね。

企業のFacebookページの活用と運営について

生活者のかたとリアルタイムに交流するひとつとして、Facebookページを運営されています。

Brillia Bloomoi(ブルーモワ)〜働く女性のための住まいプロジェクト〜Facebookページ

Brilliafb

Facebookページでは、イベントのお知らせなども出来ますので、企業サイドとしては、便利ですよね。

ちなみに、関西圏のかたは、5月にイベントがあります。
よろしければ、参加してみるといいかなと思います。テーマは、「囲む」です。

Bloomoi Thanks event @ ACTUS Umeda

event

以前は、建築の現場を見せることなどをしていない企業が多かったのですが、耐震偽装事件より一気に会社の透明度をはかるカタチで、マンションの現場見学会などを開催される企業も多くなりました。
個人宅の戸建でない限り、もちろん建築現場は立ち入り禁止なので、建築中は、見ることがなかなか出来なかったマンション躯体の裏側も見ることが出来るチャンスも増えて来ました。
企業サイドが、建築現場などの写真も紹介してあると、ご購入者以外も企業の姿勢が見えて、安心感を持つきっかけにもなります。
また職人さんの仕事ぶりも拝見することで、ますます建物自体にも愛着を持ちます。

sekou

ブルーモアさんでは、Facebookページは、リアルタイムな情報を届けること、ご意見を募ることに活用されています。

*余談ですが、Facebookページを運営されているかたも多いと思います。
少し前のFacebookの変更で、Facebookページは、広告媒体として要素が強くなり、Facebookページのいいね!の数をいくら集めても、ニュースフィードに自然に流れる回数頻度が減っています。
1番よくわかるのが、本体に「いいね!」を押していても、「フォローする」をはずされていたら、意味をなしません。
これまでのように、Facebookページのトータルのいいね!数を競っていても、意味をなさないので、投稿記事にきちんと反応があるか、生活者とコミュニケーションがとれているか、それともFacebookページに広告費をかけるかキチンと検証して運営してくださいね。

Facebookページは、双方向のコミュニケーションをとる運営に気をつけたいですね。

共創ミーティングから実現するプラン。

東京建物さんのBloomoiの特別サイトで、1番の大切な要素は、「共創ミーティングから実現するプラン」です。

Co-creative Meeting

Meeting

図解で、「インタビュー」「Facebook」「Web調査」の3点から声を拾い上げ、プロダクトとしてプランを実現していると説明してあります。

共創ミーティングは、共創マーケティングであり、ココでは、共創コンテンツともなっています。
コチラのWebサイト(ホームページ)の本質は、企業と生活者が「共に創る」ということが最も魅力的であり、1番伝えたいこととなります。

共創ミーティングから実現した働く女性の求めている住まいのプランのひとつをご紹介すると、「キッチン」がありました。

Plan_001「選べるキッチン」 VOICE to PLAN

kichen

「キッチン」の部分だけ紹介すると、クリックで、改善したポイントも表示します。
このように、マウスの操作で、画像表示が切り替わるなどは、Webだからこそ優位な表現の特徴になります。
紙媒体のパンフレットでもよく吹き出しがあるよ!と思われるかもしれませんが、この改善ポイント10点全部をイラスト上に記載して
しまうと、結局ポイントがぼやけてしまい、特性が伝わりにくくなります。

Webサイト(ホームページ)は、企業と生活者を繋ぐコミュニケーションでもあります。
これまで内部資料として埋もれてしまっていた声を、見直してみてください。もしかしたら、コンテンツのひとつになる可能性があります。
Webブランディングにおいても、企業と生活者が、共に創ることが、とても重要になってきています。
共創コンテンツとして、Webサイト上(ホームページ上)で、上手に展開や表現、そして運営していきましょう。

あなたのビジネスに最適なWebブランディング・Webデザインをお手伝い致します。まずは、現状の課題をお気軽にご相談ください。