デザインのトーン&マナーを徹底的に展開する大切さ。
みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。
《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》
4月になりまして、「 Six 」も3年目が始まりました。また新しいチャレンジも含め、さらに前進して参りたいと思います。
さて、今回は、以前より話題となっていて、素晴らしいなと感じていた商店街の活性化の事例と、リアル店舗とWebのデザイン
展開をブランディングとしてご紹介していきます。
大阪広告協会「やってみなはれ佐治敬三賞」受賞作品より学ぼう! 地域活性化のアイディア。
ひとつ目は、以前より度々、テレビのニュース番組内のコーナーでもよく特集されていたり、広告系の雑誌では、とりあげられていた
「文の里商店街ポスター展」をご紹介します。
先週、第47回(平成25年度)大阪広告協会「やってみなはれ佐治敬三賞」を受賞されたばかりなので、とってもタイムリーです。
Facebookで受賞した報告を拝見して、応援していた私たちもとっても嬉しくなりました。
「文の里商店街ポスター展」とは・・・
商店街の活性化を目指し、大阪商工会議所と大阪市阿倍野区の文の里商店街が、広告会社と協力の下、2013年8月28日から12月31日まで実施されたものです。
広告会社の若手クリエーター60人が、同商店街内52店のポスター約200点を社員教育の一環として、ボランティアで作成されたものです。
デザインとコピーのアイディアで、実際商店経営者側の広告としての訴求もあり、気持ちの上では勇気づけたりの応援もあるでしょうし、商店街そのものを活気づけ、実際にお客様を呼び込むチカラがありますよね。
「文の里商店街ポスター総選挙」の投票は、Webサイト(ホームページ)でもいいね!を押すことによって、商店街を訪問出来ないかたも参加出来ました。
実際、私たちも投票しております! 投票した作品は、見事「グラフィック賞」を受賞しました!(笑)
コチラをご紹介した理由は、1番大切な商店街に足を運んでもらうというリアル=実際の行動にもちろん重きをおいておりますが、
プラスαとして、Webサイト(ホームページ)とSNSでも展開されていたからです。
情報を拡散という点においては、大切なコンタクトポイントとなります。
『文の里商店街ポスター総選挙Webサイト』
『商店街ポスター展Facebookページ』
日本各地、特に地方は、シャッター商店街などもますます増えて来ています。
アイディア、企画次第で、広報的役割にも効果を発揮しますし、さらには、共感を呼ぶ大切な位置づけであるWebサイト(ホームページ)やSNSの位置づけを見直してみるきっかけとなるかと思います。
ご紹介したのは、商店街の事例になりますが、もちろん中小企業さんや商店さんも、ご自身の事業に置き換えてみましょう。
リアル店舗の集客や認知のおいて、Webサイト(ホームページ)やソーシャルメディアの活用法や運営、連動を仕掛ける前の企画、イベントとプロモーションとは何か、デザインやその役割としても参考になるかと思います。
ブランディングが確立している企業『 Soup Stock Tokyo 』さんに学ぼう!
2つ目は、女性に特に人気な『 Soup Stock Tokyo 』さんのWebサイト(ホームページ)をご紹介します。
『 Soup Stock Tokyo |食べるスープの専門店』
全体的には白地の背景に、商品をよりシンプルに見せている清々しい、爽やかな印象を受けるWebサイト(ホームページ)ですよね。
『 Soup Stock Tokyo 』さんは、店舗デザインや販促物など、全てのデザイン業務においても社内で内製されている会社さんです。
ブランディングが確立している企業さんとして、メディアに取り上げられることが大変多いです。
ブランディングが確立している『 Soup Stock Tokyo 』のWebサイト(ホームページ)を取り上げて、参考になることをピックアップしてご紹介していきます。
オリジナルコンテンツを継続的に発信することで、ファンのココロを離さないこと。
『 Soup Stock Tokyo 』さんらしく、オリジナルコンテンツの発信をしておられのが「スープのレシピ」です。
こちらは、WEB限定で毎月更新があります。
『スープのレシピ』
料理は、生活においても毎日のことです。同じスープでもレシピのアレンジの提案で、作り方が公開してあります。
目で見て楽しむ、読むこと、作ってみること、楽しむことで、新たな発見をしたり、また自分でも違うアレンジを挑戦してみようというきっかけづくりと、継続的な購買にも繋がります。
毎月更新があることと、WEB限定ということで、『 Soup Stock Tokyo 』さんのファンは、毎月Webサイトを訪問します。
継続的に訪問することを促すコンテンツは、Webブランディングにおいても大切な要素です。
ショートブログ「料理が好きになる小さなヒント」のコンテンツもあります。
『ショートブログ|料理が好きになる小さなヒント』
自社の商品だけにスポットをあてるのではなく、商品周りの提案もあって、より楽しい発見があります。
皆さんも自社のWebサイト上(ホームページ上)では、自社製品ばかり掲載していませんか??
少し視点を変えたコンテンツを増やすと、商品の違った一面も見え、他社さんとの差別化により、オリジナリティーが確立出来て、
より魅力的になる要素が膨らみます。
もちろんこのような読みものコンテンツは、きちんと定期的に公開と発信していくこと、継続することにより、生活者のかたに、
Webサイト(ホームページ)を訪問することの習慣づけを目指しましょう。
あらゆる媒体にトーン&マナーを徹底的に展開することの大切さ。
『 Soup Stock Tokyo 』さんは、リアル店舗のほかにも、オンラインショップを展開されています。
オリジナルのオンラインショップと楽天ショップとYahoo!ショッピングの3店舗を展開されています。
どのショップもやはり統一感のあるデザインで、トーン&マナーが徹底していることを感じます。
企業のブランディングにおいて、パンフレット、販促物やパッケージなどのDTPデザイン、店舗の内装やインテリア、ディスプレイなどもちろん統一感があることが、大切です。ひとつでも少しでも欠けてしまうと、ブランディングが崩れます。
上記のようなトータルしたデザイン表現を、Webサイト上(ホームページ上)でも展開することが、もちろん重要です。
Webサイト上(ホームページ上)のみならず、ブログやFacebookページ、Twitterなど、外部連携のメディアも統一感のあるデザインと運営が大切です。
その為に、ブログなども無料テンプレートのデザインを使うことは、トータルな運営において、おすすめ出来ません。
生活者の皆さんに、トータル的に良い企業ブランドのイメージを持ってもらうために、デザインにおいて、全てのツールにおいても
トーン&マナーを常に意識し、実践しましょう。
スマートフォン対策も忘れずに。より使いやすいデザインを展開しましょう。
大切なツールとして、もはや無視出来ないのが、スマートフォン対応です。
ウェブショップの売上げをチェックしていても、パソコンから購入することよりスマートフォン経由の購買比率が高まって来ています。
『 Soup Stock Tokyo 』のスマートフォンサイト。
『 Soup Stock Tokyo 』さんのスマートフォンサイトは、コンテンツ的は、Webサイト上(ホームページ上)とほぼ同じです。
デザインのレイアウトなどは、スマートフォン特有の表示になっています。
スマートフォンサイトのデザインは、生活者が使いやすくするために、階層的には、より簡単に情報に辿りつくこと、操作性が大切になります。
ウェブショップを展開されているお店や企業さんで、未だにスマートフォン対策をしておられないところは、是非とも早めに対応してくださいね。
デザインのトーン&マナーを見直してみましょう。
『 Soup Stock Tokyo 』さんのようにリアル店舗、Webサイト(ホームページ)、ウェブショップ、スマートフォンサイトなど、トーン&マナーを
徹底的に取り組むこと、展開すること、トータルして運営することが、企業ブランディングにおいては、大変大切です。
経営視点の目線からも、理念に基づいて経営するように、デザインにおいても一貫性が大切になります。
生活者のかたに、トータルして企業イメージを感じていただくために、デザインの細部にまで目を向けてみてくださいね。