禁煙者も喫煙者も楽しめるコンテンツと伝えかた。
みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ制作)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。
《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》
3月も中旬になりました。
日差しもやわらかくなってきて、冬から春へとだんだん変化していくところですね。
花粉症の時期にもさしかかり、困るんだよというかたもいらっしゃるかと思いますが、春の訪れは、ワクワクしてきますね。
さて、Six通信では、ディレクター兼デザイナーが、禁煙を始めてから1ヶ月以上になりました。
Sixは、禁煙も喫煙であっても特に構わない感じなのですが、禁煙期間に突入してから良いことがひとつあります。
それは、打合せ後のミーティング場所に、スタバが加わりました!!(笑)
今回は、以前「Webから展開する社会貢献活動。ソーシャルグッド!」のところで少しだけご紹介しているのですが、
たばこについてのブランディングとコミュニケーション事例についてご紹介します。
少し違う角度から伝えることで、興味と注意喚起を促すこと。
JTさんは、いろんな事業を展開されていますが、それでもやはり1番最初に浮かぶのは、たばこ事業ではないでしょうか。
以前は、たばこのパッケージも素敵なのがあったのですが、今は、デザインの表示の中にほぼ大半を占めているのではないかというくらい、注意書きが目立つようになっています。
どの企業さんも取り扱っている商品のどこが特徴的でウリであるか、魅力があるか、他社よりも上回っているかなどを思いっきり伝えることが、たいていの場合は可能ですが、たばこだけは、本当に伝えかたが難しい嗜好品のひとつです。
販売のための促進として、売りたいけど、売るための宣伝広告が率先して表現出来ない、出せないジレンマみたいなのに陥ります。
JTさんのCMでも、マナーCMをメインで流しておられることからもわかると思いますが、特別Webサイト上(ホームページ上)でも同じような展開をもっと詳しく、いろんな角度からのコンテンツづくりをされています。
たばこの詳しい情報や歴史、いろんなマナーの取り組みが、コンテンツとして展開されているのが特徴です。
トップページには、シンプルに「JTの取り組み」「たばこジャーナル」「大人の嗜み」に配置されていて、大変わかりやすいですね。
コンテンツの配置に関しては、シンプルで、わかりやすいことが大切になりますね。
生活者に読みものとして楽しみながら、Webサイト(ホームページ)を継続的に訪問してもらうこと。
次は、「JTの取り組み」として、喫煙派も禁煙派にも知っていただきたい、見ていただきたい、また楽しめるコンテンツです。
吸う人も
吸わない人も
ここちよい世の中へ。
たばこを吸われる方、
吸われない方が強調して共存できる社会の実現を目指して、
私たちJTが取り組んでいる
さまざまな活動についてご紹介します。
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このコピーからもわかるように、JTさんの想いが伝わって来ます。
さらにコンテンツの種類も、たばこのマナーに関することが大半を占めています。
「マナー向上の呼びかけ」「分煙環境の整備」「ひろえば街が好きになる運動」
「未成年者喫煙防止活動」「広告ギャラリー」「大人たばこ養成講座」
たばこを吸う人と吸わない人のコミュニケーションを日常生活上、いかに上手にとるかということをコンテンツ上にも展開されています。
ちなみに面白いのが、「大人たばこ養成講座」です。
グラフィックの挿絵とコピーと一緒になっていて、読みものとしても楽しめます。
「OTONA100の?」の新作コンテンツもクスッと笑えて面白いです。
時期的にホワイトデーが終わりましたので、コチラの記事を紹介してみましょう。
大人な対応は、どちらなのでしょうね!?
ちなみに詳細が、PDFデータで拝見出来ます。
コチラのコンテンツも継続的に発信していることが特徴です。
またページごとにキチンとFacebookとTwitterのボタンが設置してあり、拡散効果も対応してあります。
「お作法ライブラリー」も継続的に発信しているコンテンツになります。
一覧から興味を惹く事柄のみをピックアップするセレクトも楽しいですし、グラフィックの大きなページからクリックで、
ポップアップで別ウィンドウが開き、内容をじっくりと読み込めます。
[次へ]という操作しながら読み進めることも楽しいです。
パッと見たタイトルからは、一見たばことリンクしないような内容を取り上げてあっても、実はコピーの中のいくつかは、たばことひっかけてあったりします。
ユーモア溢れる感じで、たばことの関係性も伝えてあったりしますので、読みながらどんな風に伝えてあるかな、とネタ探して発見するのも面白いかもしれませんね。
「初級篇その九十四 ブログのお作法」をご紹介してみます。
面白かったので、上記をピックアップしてみました。
ブログ運営をされている方もたくさんいらっしゃると思いますが、ブログの無料テンプレートを使っていては、オリジナリティは、出せませんよ。
趣味の日記ブログと、企業ブログ、ビジネスブログは、目的が全く違うことを理解しましょう。
もちろんブログ運営において1番大切なことは、生活者、お客様、潜在顧客など、1番読んでいただきたい方に継続的に読んで貰うことと内容が大切な要素です。
そのためにも大切なことは、運営側の継続的な発信です。企業ブログ、SNSは、立ち上げたらキチンと運営をしましょう。
将来的なことを見据えてと、コンタクトポイントの継続発信と対応。
JTさんの特別Webサイトは、コンテンツ展開の他にも、アプローチとして違う端末や紙媒体にまで配慮することで、
もう一歩進んだ継続性を促しています。
例えば、アプリも継続して生活者のかたと関わるひとつのコンタクトポイントとなります。
現在、スマートフォンやタブレット端末でWebサイト(ホームページ)を見ることが増えて来ているので、パソコンのみでは、
これから先は、生活者とのコンタクトポイントとして弱くなってしまいます。
未来を見越して、スマホ対策やアプリなども検討しておきましょう。
また、パソコン上では、ブログパーツや、グラフィックなどの紙媒体の展開にまで配慮することで、生活者とのコミュニケーションを増やしています。
ダウンロードアイテムは、パソコン上でのアプローチのひとつです。
1ヶ月ごとに生活者の日常生活において、カレンダーとしてお役にたちながら、企業の想いやマナーを、きちんと伝えることに一役かっています。
「マナーグラフィックギャラリー」もPDFで、紙媒体として印刷も出来ます。
企業等のWebサイトで、生活者がもっと便利になったり活用出来る場合には、アプローチ方法として紙媒体までの配慮もしておきましょう。
継続的なコンテンツ発信と運営について見つめてみましょう。
今回は、大変特別な商品を扱っているJTさんのWebサイトをご紹介しました。
Webサイト上(ホームページ上)や伝えかた、コンテンツの発信の仕方、運営としてとても参考になります。
ストレートな伝えかたでなくても、角度を変えると、また違ったアプローチが出来ます。さらに継続的にコンテンツを発信していることは、見習うことが大いにあります。
Webサイト(ホームページ)は、何回も訪問してもらうことで、知りたい情報を体験すること以外に、満足体験することで企業のファンになっていきます。コンテンツの継続的な発信は、再訪問してもらうことにおいて、1番有効なカタチになります。
皆さんのWebサイト(ホームページ)も、継続的に発信出来ること、運営出来ることを是非探してみてくださいね。