大学のスペシャルコンテンツに学ぶWebブランディングのアイデア。

2014/01/11   カテゴリー:ブランディング

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

この冬1番の寒波が日本列島を覆っていますね。本当に寒い毎日が続いています。

さて、この寒い中、そろそろ近づいて来ているのが、受験シーズンです。
大学の一般入試は、1月末からですので、受験生の皆さんは、もう追い込み時期ですね。
もう大人な私たちとしては、体調を崩さずに、全力を出し切って欲しいという願いですね。

今回は、大学全入時代に突入しているからこそ、必要になってきている各大学の差別化、各大学の◎◎らしさをWebサイトを研究してみてご紹介します。

ちなみに、大学の差別化、ブランディングは、実際は、授業カリキュラムや講師陣、ゼミの専門性、就職率、偏差値、施設など、本質的なものが伴うことが、必要です。
今回はその点については、とりあえず置いておいて、Webサイト上(ホームページ上)のみをご紹介しますので、ご了承ください。

大学のメッセージをコピーと動画で熱く伝えること。スペシャルコンテンツでの伝えかた。

大学のWebサイト(ホームページ)は、もう大人な私たちは、なかなか見るチャンスがなくなってきていますが、立命館大学さんのコチラのスペシャルコンテンツを見た時、 まず、私たちも勇気づけられました。

『Beyond Borders』

Beyond-Borders--立命館大学

『Beyond Borders』

1/51,562の物語
総勢51,562名が集い、学び、高め合う立命館学園。
その一人ひとりに、それぞれのBorderに挑む、挑戦の物語りがある。
失敗を恐れることは何もない。
あなたは、あなたの物語を始めればいい。
ここは、学生、教職員を問わず、自分の限界にチャレンジし続ける者たち
Beyond Bordersのフィールド、立命館なのだから。
新しい自分を見つけよう。新しい未来を作ろう。
あなたを含む51,562名のBeyond Bordersとともに。

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コピーに勇気を貰えませんか。
大人が読んでも勇気や希望を貰えるコピーだと感じるのと、何よりも『Beyond Borders』- 超えていけ。RITSUMEIKANが、立命館での大学生活は、長い人生のうちの4年間で、通過地点です。
立命館を超えていって、それぞれ充実して価値ある自分の人生を創造し続けて欲しいという想いが込められている感じがします。

受験生にとっては、目の前のことに精一杯な感覚になるかと思いますが、大学生活4年間で経験することは、振り返ってみると、人生においては、かなり短いし、この後もたくさんの困難や壁がいっぱい起こるので、ホント「超えていけ」な感じですよね。

さらに、「1/51,562の物語」として、個人を尊重し、焦点をあててもらえていること。
自分の人生を創るのは、自分でしかありません。
本当に、大学側からのメッセージとして、各個人へと応援として受け取ることが出来ます。

また動画をぜひご覧ください。

在校生や卒業生のストーリーを編集してあるのですが、くるりさん(立命館大学卒)の『奇跡』がまたBGMとしてピッタリで、
ジーンときたり、より引き込まれます。

youtube

YouTubeでの「立命館チャンネル」でもいろんな動画をご覧ください。
動画でこそ伝わる立命館らしさが、たくさんアップされています。

Webブランディングで必要なユーザビリティへの配慮と対策。

大学全入時代に突入しているからこそ、各大学の特色をスペシャルコンテンツで伝えることは、非常に大切になってきます。

立命館大学さんのWebサイト(ホームページ)で、感じられたのは、「ひと=学生」にかなりスポットをあててあることです。

Beyond-Borders

そして、立命館大学さんの他の大学との差別化、特徴かと思われたのが、英語対応や英語訳があることです。
これは、留学生も多く、国際化が進んでいる大学であるからこその配慮かなとも思われます。
全大学が、英語対応をする必要はないかと思いますが、企業や商業施設に置き換えると、製品を購入していただける取引先に海外がひとつでもある場合は、言語対応にも配慮する必要ですね。

touhoku

このような言語や音声認識、文字サイズなどのユーザビリティを高めることは、Webサイトのブランディングにおいては、見る生活者を意識して必要不可欠な配慮、対応となります。

各大学の差別化をはかるスペシャルコンテンツでのデザイン。

いろんな大学のWebサイト(ホームページ)を拝見してみましたが、だいたいどこの大学もトップページに掲載している情報、内容は、どうしても横並びになってしまい、デザイン的にも特徴を出すことは、なかなか難しい感じです。
それでは、Webサイト上(ホームページ上)では、大学の差別化がはかれませんので、各大学の特色・特徴を伝えるためにスペシャルコンテンツを用意してあることが多いです。

大学側でも直接学生に伝えようと開催するイベントが、「オープンキャンパス」です。
受験生にとっても、実際に通いたい大学を体験出来たり、話を聴けるチャンスなので、大切なイベントのひとつです。

オープンキャンパスに未来の学生に向けて、誘致、招致に行ってみたいなと思わせるスペシャルコンテンツを展開していたのが、
神戸女子大学さんにありました。
デザイン的にも、女子は、1度行ってみたいと思うのではないでしょうか。

『SMILE navi【神戸女子大学/神戸女子短期大学 受験生応援サイト】』

SMILE-navi【神戸女子大学/神戸女子短期大学-受験生応援サイト】

各コンテンツもイラストや動画などがふんだんに使ってあり、回遊することも楽しいです。
フォントの使いかたも女子が、雑誌を見る感覚で読めるような感じになっており、とてもデザイン性も配慮してあります。

ネット出願が、通常になってきていますので、大学のブランディングもWebサイト上で差別化、各々の大学らしさ、
オリジナリティを追求することが大切ですね。

仕事以外での大学のWebサイト(ホームページ)は、意識して、能動的に動くことでしか、さすがに見るチャンスがなくなってきている私たちですが、
駅構内の看板や電車の中吊り広告のコピーには、気を留めます。
所謂コンタクトポイント、接触箇所では、受験に関係なくとも大学に興味を持って見ます。
大学のWebブランディングは、コンタクトポイント、Webサイト(ホームページ)などトータルに必要であるなと感じます。

また受験生でない私たちが、興味があったりするのは、実は、最近各大学でも始まって来ている街中に展開している
サテライトキャンパスや公開講座などです。
サテライトキャンパスなど、生涯学習として様々な世代も対象にしていることが多いので、学ぶ機会の門戸を拡げてあるので、
興味のある分野の学習は、学生時代とは違った視点で取り組んでみたい、今だからこそ勉強してみたいと改めて思います。

異業種でのWebサイト(ホームページ)には、違った視点があるので、参考になることがいっぱい。

大学のWebサイト(ホームページ)をご紹介しましたが、受験生、受験生の親以外なかなか訪問しないかと思いますので、新鮮に映るのではないでしょうか。
今の学生たちの生活を知ったり、自分たちの学生生活を振り返ったり、現在との違いを見比べることで、より違った視点が持てると思います。

例えば、ご自身の会社のWebサイトを振り返ってみましょう。
会社のWebサイト(ホームページ)を訪問する生活者を想定することで、コピー、ユーザビリティ、動画、フォントのデザイン、レイアウト、
コンテンツの企画など、スペシャルコンテンツから参考になるヒントがたくさんあります。
ぜひ、企業のWebブランディングについて考えてみてくださいね。

おまけ。今、流行りはじめの「Vine」動画を活用してみましょう!!

おまけでご紹介。

「Six」だけに、以前より6秒でループ再生する簡単動画「Vine」を挑戦してみました。
日本語対応も始まりましたので、iPhone、iPadをお使いのかたは、Vine動画を制作してみては!?
操作は、とってもカンタンでした。

『Vine』

ちなみに、わたしたちのVine初作成動画のループ最終画像はこんな感じです。
左が、ログイン画面。右が、投稿してみたVine作成画像の静止画像。

vine

Twitter、Facebookと連動も出来ますので、カンタン動画を活用してみたいかたは、チャレンジしてみると良いかもしれません。

あなたのビジネスに最適なWebブランディング・Webデザインをお手伝い致します。まずは、現状の課題をお気軽にご相談ください。